沖縄県は、日本の最南端、最西端に位置し、 東西1000km、南北400kmに及ぶ広大な海域に点在する大小160の島々で構成されている島嶼県です。 そのうち、有人島は50です。
全諸島は、沖縄群島、宮古群島、八重山群島に大別され、 最も大きな島は、沖縄本島で、次に西表島、石垣島、宮古島の順となっています。
位置としては(66KB)、
九州と台湾のほぼ中間にあり、那覇、東京間を半径とする1500kmの円内には、
台北や上海、香港、ソウル、マニラなど、アジアの主要都市があり、
中国、東南アジア、オセアニアなどに最も近い距離に位置する日本の南玄関といえます。
この地理的特性を生かし、14世紀から16世紀にかけての
大交易時代(61KB)
においては中国や東南アジア諸国と親密な交流を行っていた歴史があり、その歴史の中で香り高い文化を生みだし、
染織物
(52KB)、
漆器
(37KB)、
陶器
(30KB)、
芸能
(54KB)、
など、沖縄独特の文化圏を築いてきました。
沖縄県は、北緯24度から28度にあって、日本の中で唯一の亜熱帯海洋性気候に属しています。
年間の平均気温が約23℃と暖かく、四季折々の
花々や樹木(69KB)、
イリオモテヤマネコ
(49KB)、
ノグチゲラ
(36KB)
などの貴重な野生動物、エメラルドグリーンに輝く青い海
(46KB)など、
豊かな自然に恵まれています。
沖縄独特の文化や恵まれた自然環境は、多くの観光客を魅了し、
近年は国際観光リゾート地(49KB)として注目をあび、
日本本土や、台湾、韓国などから多くの観光客が訪れています。
沖縄県では、今日、この地理的、歴史的特性を生かして、近隣アジア、太平洋諸国等と
経済、文化、学術等の国際交流
(59KB)を積極的に進め、
日本の南における国際交流の拠点
(175KB)として県づくりを進めています。