エレメント、タグ、コンテンツ
HTMLの入門書などで、エレメントの意味で「タグ」と書いてあるものが多い。
たとえば、Pエレメントを文書中に挿入するとき、
それは<P>というタグと</P>というタグで内容を挟むことで表現される。
そのために「エレメント」という用語と「タグ」という用語は混同されがちである。
以下のような言い方ならば正しい。
- Pエレメントの終了タグ</P>は省略可能である。
- 画像を文書中に埋め込むのがIMGエレメントの働きだ。
- タグ<P>は段落区切りを表すものではなく、段落エレメントの開始タグである。
以下の言い方は不適切。
- <IMG>タグには「ALT」というアトリビュートがある。
エレメントにはインラインエレメントとブロックエレメントがある。
- インラインエレメント
- フォントスタイルエレメント
- TT、I、B、U、S、STRIKE、BIG、SMALL
- フレイズエレメント
- EM、STRONG、DFN、CODE、SAMP、KBD、VAR、CITE、ABBR
- 特殊エレメント
- A、IMG、APPLET、OBJECT、FONT、BASEFONT、BR、SCRIPT、MAP、Q、SUB、SUP、SPAN、BDO、IFRAME
- フレイム制御エレメント
- INPUT、SELECT、TEXTAREA、LABEL、BUTTON
- ブロックエレメント
- 段落エレメント
- P
- 見出しエレメント
- H1、H2、H3、H4、H5、H6
- リストエレメント
- UL、OL、DIR、MENU
- 整形済みエレメント
- PRE
- その他
- DL、DIV、CENTER、NOSCRIPT、NOFRAMES、BLOCKQUOTE、FROM、ISINDEX、HR、TABLE、FIELDSET、ADDRESS
$Id: Element.html,v 1.8 2000/08/23 18:19:26 void Exp $