kotoeriでふつうの文字を打ちたい!
(Snow Leopard編)

ことえりを使っていて、『100』とかじゃなくて『100』と打ちたい、『?』じゃなくて『?』と打ちたいと思うひとは多いはず。括弧は『()』じゃなくて『()』にしてほしいし、『>』だって、『>』と打ちたい。

そんな人のために、ことえりの設定ファイルをちょっと置き換えるだけで簡単にそれを実現する方法を説明する。

現在はインストーラーがあるので、以下の手順でやるよりもそっちを使ったほうがいい。

1. まず、設定ファイルを2つゲットする

Safariで以下の2つのファイルを入手しておく。それぞれのリンクを右クリック(control+クリック)して、『リンク先のファイルをダウンロード』にて保存する。

Safariが勝手にファイル名に『.txt』を付加してしまうようならそれは取り除く(2つのファイルの一方だけ付くはず)。

確実にファイルサイズが57,827バイト、および59,409バイトになっているかを確認しておくこと。

2. 上書きする

2.1 パッケージのある場所

Finderでcmd+shift+Cでそのコンピューターの一番上の階層([MacBook]とかいう名前)が開くので、その中のシステムが入っているハードディスク名([Macintosh HD]とかいう名前)を開く。 そして、その [システム]の中の [ライブラリ]の中の [Input Methods]の中にある [ことえり.app]をControl+クリックして[パッケージの内容を表示]を選択。 (ほかの場所にも『ライブラリ』はいくつかあるので間違えないように)

2.2 パッケージのさらに中

その中の [Contens]の中の [Resource]の中にある TransliterationBaseData.plist と TransliterationOverrideData.plist の2つのファイルを 先ほどのもので上書きする。2つまとめてドラグするのがよい。

2.3 書き込み許可がないので

『“Resouces”を変更できないため、項目を移動できません。』 というダイアログが表示されるので、そこの[認証]ボタンをクリック。([キャンセル]ではなく)

2.4 すでにあるので上書き

『“TransliterationBaseData.plist”という名前の項目がすでこの場所にあります。 現在移動中の項目で置き換えますか? 』が出たら、[すべてに適用]にチェックしてから[置き換える]をクリック。

2.5 管理者のパスワード

『“Finder”に変更を許可するには、パスワードを入力してください。』 がでるのでパスワードを入れて[OK]。

3. 再起動

あとはMacを再起動すればOK。

もし、起動してデスクトップが出るあたりで、起動し終わりそうなのに、また画面が消えたり出たりを繰り返すようだっったら(Finderが再起動を繰り返している)、それは、先ほど上書きした2つのファイルが壊れていた確率が高い、DVD-ROMで起動して、その2つのファイルだけ直すか、あきらめてMac OS Xをインストールしなおそう!

[参考] がんちゃんのブログ 2007/11/7 『Leopardでもことえりで普通の文字をうちたい!』

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