kotoeriでふつうの文字を打ちたい!
(Leopard編)

ことえりを使っていて、『100』とかじゃなくて『100』と打ちたい、『?』じゃなくて『?』と打ちたいと思うひとは多いはず。括弧は『()』じゃなくて『()』にしてほしいし、『>』だって、『>』と打ちたい。

そんな人のために、ことえりの設定ファイルをちょっと置き換えるだけで簡単にそれを実現する方法を説明する。

1. まず、設定ファイルを2つゲットする

Safariで以下の2つのファイルを入手しておく。

Safariがファイルの内容を表示してしまう場合は、[ファイル]-[別名で保存]でファイルとして保存する。 Safariが勝手に『.txt』を付加してしまうようならそれは取り除く。

確実にファイルサイズが同じになっているかを確認しておくこと。

2. 上書きする

2.1 パッケージのある場所

[iMac](マシン名)の中の [Macintosh HD](ハードディスク名)の中の [システム]の中の [ライブラリ]の中の [Input Methods]の中にある [ことえり.app]をControl+クリックして[パッケージの内容を表示]を選択

2.2 パッケージのさらに中

その中の [Contens]の中の [Resource]の中にある TransliterationBaseData.plist と TransliterationOverrideData.plist の2つのファイルを 先ほどのもので上書きする。

2.3 すでにあるので上書き

『"TransliterationBaseData.plist"という名前の項目がすでこの場所に存在しています。 現在移動中の項目で置き換えますか? 』が出たら[置き換える]をクリック。

2.4 書き込み許可がないので

『Resouceは変更できないので、項目”TransliterationBaseData.plist”は変更できませんでした。』 というダイアログが表示されるので、そこの[認証]ボタンをクリック。([OK]ではなく)

2.5 管理者のパスワード

『Finderを操作するには、パスワードを入力してください。』 がでるのでパスワードを入れて[OK]。

ファイル2つとも同様の操作で上書きする。

3. 再起動

あとはMacを再起動すればOK。

もし、起動してデスクトップが出るあたりで、起動し終わりそうなのに、また画面が消えたり出たりを繰り返すようだっったら(Finderが再起動を繰り返している)、それは、先ほど上書きした2つのファイルが壊れていた確率が高い、DVD-ROMで起動して、その2つのファイルだけ直すか、あきらめてMac OS Xをインストールしなおそう!

[参考] がんちゃんのブログ 2007/11/7 『Leopardでもことえりで普通の文字をうちたい!』

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