コンピューターのキーボードから入力できる文字はどれでもメイルで 使ってもよいわけではない。 規定上使ってはいけない文字があるのだが、 日本語入力ソフトウェアや、メイラーで それらを入力できないようになっているわけでもなく、 使用者が気をつけなければいけないのが現状である。
JIS X 0201のコード表で右半分のところにある仮名文字である。 俗に「1byteの仮名文字」とか「半角カナ」と呼ばれることがある。 Internet上のメイル等でこのコードを使うことは禁じられている。
そもそもInternetに限らず、コンピューターのテキストファイルで このコードを使う用事はあるはずがない。 使うとしたらずいぶん思考能力が足りない人だけだ。
JIS X 0208の漢字コードには未定義のままになっているコード番号が存在する。 ところが、コンピューターのメイカーによっては その番号に勝手に文字を割りふって使用している機種が少なからず存在する。 だが、そのような文字は使用してはならない。
理由は言うまでもないだろうが、「相手先で読めない」からだ。 相手先が同じメイカーのコンピューターを使っているとは限らないし、 同じメイカーのコンピューターでも同じ文字が割り振られているとは限らないからだ。
そもそもメイルに限らずテキストファイル一般においても使用するべきではない。 フロッピーディスクなどにより、受け渡す可能性があるからだ。 もしそういう可能性がまったく考えられないデータだとしたら、 それはよほどゴミ的なデータに違いない。
Windows95などではユーザーがコードの空きエリアに新たに文字を定義できる。 これもローカルでしか使えないのは当然だ。
ゲタ記号「〓」は文字が見つからないときに臨時にそこに置いておくための 記号である。 他の記号(「-」とか「+」とか「○」とか「△」とか)を模様的に使っても、 差し支えないが、ゲタを使うことは混乱の元なので使用するべきではない。
★★★★★★ ★瑞慶覧辰★ ★★★★★★
〓〓〓〓 瀬底っぴ 〓〓〓〓
それを気をつけるべきだったのは十数年も前のしかも安物コンピューターだけだ。 第2水準漢字が使えなかったら「牛丼」も注文できない。