フランキー・ニエルバ

Frankie Nierva

1931年フィリピン生まれ。 米軍基地の中でフィリピン人バンドのバンドマスターもつとめていた、 沖縄ジャズ界の長老的存在

8歳よりフルートを始め、 フィリピン大学音楽学部に進学。 在学中に結婚したのをきかっけにラジオや映画の音楽の仕事に就く。 当時フィリピンのミュージシャンのレヴェルは高く、 在沖米軍のクラブもたびたびフィリピンにスカウトに来ていたが、 彼がバンドマスターをしていたバンドがスカウトされ、 1955年に来沖。

最初は嘉手納のクラブ、その後キャンプレスターの「キャッスル・テラス」、 NCOクラブ、カデナオフィシャルクラブ、キャンプキンザーのVFWなどをまわる。 アルトサックス、フルート、ピアノを演奏し、また、譜面を書いたりアレンジもした。

1971年ごろからだんだんバンドの仕事が減ってきたのをきっかけに、 米軍のミュージックスクールの教師をしながら、街のダンスクラブなどで 演奏するようになる。

2000年に浦添音楽祭最優秀賞を受賞したデュオグループ「エディー&ミミ」の ミミさんは彼の娘。

現在は多くの生徒を教える傍ら、金曜日にはミミさんの店「Queen of ♥」に出演、 木曜日にはKAM'Sで演奏している。

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